モーターブレスシステム
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| DUCATIはもともとサーキットのスポーツ走行やワインディングの高速クルージングを考えて造られているため、ライディングポジションなど窮屈な状態のものが多く、街乗りやツーリングシーンでは、余分な力や力みが生じ、疲れてしまうこともしばしば。 |

モーターブレスシステムとは、エンジン(モーター)の状態を察知して、あたかも生物が呼吸するようにクランクケース内部の気圧状態を適正化するというものです。
この素晴らしい発明に永冶氏の全面的な協力と、アエラのこだわりをプラスした商品が実現したのです。
クランクケース内圧コントロールバルブは、装着するだけでクランクケース内圧を適正な状態に保ち過度なエンジンブレーキを緩和して、コーナー進入時での後輪ロックや立ち上がり加速時の意図しない加速(ドン突き)などの不安をなくし、スムーズな走りを実現する画期的なシステムです。
4サイクルエンジンのエンジンブレーキは2サイクルに比べて強いのはご存じのとおり。
もし4サイクルエンジンでクランクケース内圧を低く保つことができれば、過度なエンジンブレーキの不安はなくなります。
さらにフリクションの低減は、走りが良くなったり、振動が減ったり、燃費が良くなるなどのメリットを生むのです。
それを実現したのが、このモーターブレスシステムというわけなのです。
とくにドゥカティのL型ツインように、ひとつのクランクケースを共用するエンジンは構造上、ケース内の圧縮抵抗が大きく、だからこそ"内圧コントロールバルブ"の効果が大きいと言えます。
装着によって抵抗が減少し、機種によっては200〜500回転もアイドル回転が上昇する場合があるほどです。
一般的にはたいした圧力とは考えられないようなクランクケース内圧ですが、オイルを入れ過ぎてしまったときにエンジン回転上昇が重くなったように感じたことのある人は多いはず。
逆にオイルが減ってきたときに、軽く回るように感じるのも、ピストン下降時に圧縮されるクランクケース内の空気量の違いによるものです。
ポンピングロスとは、実はこのようにごくわずかな空気ボリュームによって左右されているのです。
そこでクランクケース内圧をコントロールして圧力を最適に保つことで、エンジンブレーキが低減され、コーナー進入がラクになるなどの大きなメリットが得られます。
そればかりか、低回転域からのエンジン自体の回りかたも滑らかになるのです。
まるでエンジンをチューニングしたような全域にわたるトルクフルなフィーリングの変化。
この効果、ぜひご自身で体感ください。

